Oasisお勧めCD(第9回)

音楽にこだわりのある、OasisならではのCD紹介コーナーです。

  
9月下旬に、3人の偉大なミュージシャン達が相次いで新作を発表した。
まずは前作「タイム・アウト・オブ・マインド」から4年ぶりの御大ボブ・ディラン。
グラミー作品の後を受けて新作はどうなるのかと思ったが、「ラブ・アンド・セフト」という作品は、
我々の予想をあざ笑うように、バラエティ豊かなアルバムをツアー・メンバー達中心に
作り上げた。
ロックンロールからカントリー、オールド・タイムリーなアメリカン・ミュージックがジンママン先生の
万華鏡を通して、新しい息吹となって生まれていきます。80年代後半、グレイトフル・デットと
ジョイントしたあたりから始まったネバー・エンディング・ツアーもいつまで続くのでしょう?
先生、あなたは風に吹かれてどこに行き着くの?あなたの歌がいつも歌われ、いつまでも若く
ありますように。
 
そして2人目は、この人も4年ぶりとなるボズ・スキャグスの新作「ディグ」。
80年の「ミドル・マン」、そして「ヒッツ」を発表してひと区切りしてしまうと、時代の変化を
感じとってか新作が出せなくなってしまった。
声無き声に押されて、7年ぶりの「アザー・ロード」を出してみたものの、やはり大失敗。
原点に戻ろうかAOR路線を続けていこうか、どっちつかずになってしまった「サム・チェンジ」。
そして前作、やっと開き直ってブルースを前面に押し出した好盤「カム・オン・ホーム」。
だから今回もブルース系かと期待してみたら、とても良い意味で予想を裏切られた。
21世紀の大人のロックはこうあるべきか、と道標を示してくれたから。
旧友デビット・ペイチ(TOTO)とダニー・クーチマー(今度取り上げようと思っています)の
プロデュースが正解だったのかな?と思わせるくらいボズにフィトしたクオリティ高い作品に
仕上がった。
今回取り上げた3枚の中で、個人的には一番ハード・ローテーションになっています。
渋い!かっこいいダンディな彼が戻ってきた。
 
と過去にこのコーナーで取り上げた2人をまず書きましたが、今回のメインはこの人、
スター・エルトン。
最近はディズニー・アルバムやライブ盤などで、正式なフル・アルバムという意味においては
「ビッグ・ピクチャー」以来、やはりこの人も4年ぶりになる新作「ソング・フロム・ザ・ウエスト・
コースト」を発表。
メガネ・コレクターであるスター・エルトンは、日本においては特に色眼鏡で見られてしまう
可哀想なキャラクター。
彼がどのくらい凄いかは、デビュー以来の各種データを調べていただければ、垣間見られると
思うのですが、エルトン・ジョンの良さは70年代前半のアルバムを聞いていただければと…。
お薦めはビルボート史上初のナンバーワンになった「キャプテン・ファンタスティック…」や
「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」、「ピアニストを撃つな」、「カリブ」、「エルトン・ジョン3」、
まだまだ沢山あるけれども1番好きなのは「ホンキー・シャトー」かな(大好きなロケット・マンが
入っているから)。
今作はその70年代のみずみずしさが突然よみがえったような秀作です。
お気に入り具合は、これまたかなり遡りますが、相棒バーニー・トーピンと完全復活した
20年近く前の「トゥ・ロー・フォー・ゼロ」以来かも。
バンドを強調していた時代でも、バラードしかヒットしなかったころとも違う、シンガー・ソング・
ライターの彼がいます。

更に、スター・エルトンは11月に来日も決まっている。
知り合いの業界君に頼んで良い席を取ってもらってしまった。ラッキー!
彼を見るのも今回で4回目。
最初は、なんとエリック・クラプトンとマーク・ノップラー(ダイア・ストレイツ)とのジョイント。
(マネー・フォー・ナッシンは凄く良かった!)
2度目はパーカッションとの2人だけのアンプラグド。
そして前回は、ビリー・ジョエルとのピアノ・マンツアー。
ライブ・パフォーマーとしても彼は最高です。
どなたか一緒にどうですか?
ライアー宮崎


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