Oasisお勧めCD(第5回)

音楽にこだわりのある、OasisならではのCD紹介コーナーです。

今回は、祝・ブラック・クロウズ来日決定(7月)!企画です。

今、現役のロックバンドで、もっともホットなロック・ミュージックを提供してくれるバンドは?と
問われれば、迷うことなくブラック・クロウズの名前を挙げてしまうくらい、彼らの音楽から
発するフェロモンに参っています。
そういうバンドはいくつかあります。
例えば、60年代から70年代前半にかけてのオールマン・ブラザーズ・バンドやCCR、
80年代のジョージア・サテライツ、そして90年代以降の彼ら。
仮に、ニール・ヤングみたいなワン・アンド・オンリーなロック親父が、この先どんなジジイに
なっていくのか、非常に興味がありますが、やはり北の湖の一代横綱と同じで、それは誰も
継承することはできません。
それに対して、先にあげたバンドは、まるで一子伝承の北斗神拳のように脈々と、
選ばれしものだけが持つ特有のフェロモンを発し続けてくれます。

  
さて、ブラック・クロウズですが、90年に「シェイク・ユア・マネーメイカー」でデビュー。
(エルモア・ジェイムスの代表作と同じタイトルでKO)
セカンド・アルバムは700万枚を全米で売り上げた「サザン・ハーモニー」。(これ最高!)
更に2枚のアルバムを出し、99年に「バイ・ユア・サイド」という世紀末にふさわしい
ロック・アルバムを発表。
ベストとジミ−・ペイジとのライブ盤(7割方ツェッペリンのカバー)を昨年出した後、
新作として、三つ目の「ライオン」を5月に発表しました。
新作に合わせて、ヨーロッパ・ツアーをニール・ヤングと、全米ツアーをギャラガ−兄弟の
オアシスと行っています。
リッチ−とクリスのロビンソン兄弟を中心としたブラック・クロウズと、その名も
兄弟愛ツアーと銘打っていますが、「奴らがまた兄弟喧嘩でツアーをキャンセルしても、
俺達はミュージック・ジャンキーだから最後までツアーは続ける。」と嬉しいことを
行ってくれています。
何はともあれ、昨年12月に決定していたジャパン・ツアーがジミ−・ペイジの腰痛で中止に
なってしまった分、取り返せるような素晴らしいコンサートにしてもらいたいものです。

 

  

今回、先に挙げた2つのバンド、オールマン・ブラザーズ・バンドとジョージア・サテライツの
CD紹介もしておきます。

   
 
まずは、オールマン。
これもデュアンとグレッグのオールマン兄弟を中心としたバンド。
彼らをもじって大事マン・ブラザーズ・バンドなんて、ふざけた日本のバンドなんかも
あったけれど、聴きやすさという点では、デュアンの追悼盤になった「イート・ア・ピーチ」、
そして大ヒット作「ブラザーズ・アンド・シスターズ」辺りですが、やはりなんと言っても
「フィルモア・イースト・ライブ」でしょう。
ルーズなテンポの中に、デュアンとデッキ−・ベッツの緊張感あるギタープレイ。
南部特有のワイルドでディープなサウンドを醸し出すライブ盤は、彼らの魅力も一番に
出してくれています。
デュアン・オールマンは1971年10月29日、対向車のトラックを避けようとして乗っていた
バイクを転倒。
そのまま、スカイドッグとあだ名されたように空を駆け抜けてしまいました。
11月1日の葬儀では、バンドメンバーによりエルモア・ジェイムスの
「スカイ・イズ・クライング」で始まり、デラニー・ブラムレットやフレンズのメンバー、
ドクター・ジョンによる「永遠の絆」等が唄われていたそうです。
 
最後に、ジョージア・サテライツ。
マッチョなアメリカンロックや、イギリスからのエレクトリックなサウンドの嵐も過ぎ去った頃、
1986年にジョージアの田舎から70年代に流行ったような、ドカドカうるさいロックンロール
バンドとして音楽シーンに殴りこんできました。
デビュー・アルバム「ジョージア・サテライツ」の中シングル「キープ・ユア・ハンズ」は
最高だった。
ボン・ジョビの「リビング・オン・ア・プレイヤー」なんてミーハ−な曲に1位を阻まれてしまった
けれど、彼らは順調なスタートを切りました。たった3枚しかアルバムを残さずに、リーダーの
ダン・ベア−ド自らが自分を首にしてバンド活動を中止してしまいましたが、デビュー直後に
行った来日公演は、楽しさで言えば今でも10本に入るものだった気がします。
2〜3年前にオルタナカントリー系のバンドで名前を見つけましたが、今何をしているので
しょうか?
  
ライアー宮崎

 


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