Oasisお勧めCD(第2回)

月1回を目処に、Oasisならではのマニアなロックアルバムを紹介していくコーナーです。

 
オアシスという、ちょっと音楽にこだわりのある、この店名の由来は別に人気ロックバンドとは
無縁であります。
が、ちょっとしたこだわりの中に、この店のテーマになりそうなレコードジャケットが人知れず
飾られている。
アーチスト名はマリア・マルダ−。
彼女は1964年に伝説のジャグバンド、イーブン・ダズン・ジャグ・バンドでジョン・セバスチャン
(ラビン・スプーンフル!)
マンドリンのデビット・グリスマンなどとの活動を経て、ジェフ・マルダーと結婚。
夫婦で活動した後、ソロデビューを発表した。1973年に出された、このアルバムの2曲目に
入っているのが「真夜中のオアシス」という曲。

   ここは真夜中のオアシス
   心にはロマンスの予感
   夜が終わらない今のうちに
   夢の旅に連れて行ってあげよう

                      (歌詞抜粋)

そんなオアシスがこのお店なんです。

 

  今月もう1枚紹介します。
 
ボブ・ディランの名作、「フリー・ホイーリン・ボブ・ディラン」
仮に、ロックという抽象的なものに、あえて定義付けするなら、ひとつに社会からはみ出した、
反体制的、反社会的なものであるとも言えるし(娯楽の中でしか存在しなくなったので、
想像しにくいけど…)、ちょっと斜に構えたような(今で言うクール!)ものともいえると思う。
1962年の彼のセカンド・アルバムは、表現的にはフォーク・アルバムであるにもかかわらず、
先ほどの定義を当てはめれば、当時もっともロックしていた、そんなアルバム。
自由の国、アメリカ合衆国でベトナム戦争という環境の中、不自由な生き方をしていた
若者たちの代弁者に、彼がなりえた存在だったからでもある。世界一の大国が、ベトナムという
貧国と戦争を始め、大人と子供のけんか程度の差があったはずなのに、結果アメリカはその
歴史上唯一の敗戦となってしまう。
そんなバック・ボーンを抜きに、このアルバムは語れない。
彼の代表曲ともなる「風に吹かれて」、「戦争の親玉」、「はげしい雨が降る」、「第3次世界大戦の
ブルースを語る」等等、歌詞を見ながら聴いてもらいたい名作である。

3月3日、彼を見に行ってきた。60歳近い彼は、MCをひとつもいれずギターを弾きまくっていた。
(バンドにはあのチャーリー・セックストン!)(隣の席にはディランマニアの、みうらじゅん!)
過去見にいった中で、今回が最高だった(席が良かったからか?)。
アンコールもラスト。19曲目には、彼をシーンに送り出した名曲「風に吹かれて」。
時代を超えた、生命力のある曲である。
   
ライアー宮崎

 


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